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大学院のタイプ(課程)と設置状況
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修士課程と博士課程 大学院は「大学には、大学院を置くことができる」という学校教育法第62条に基づき、四年制大学の上に置かれています。1974年に定められた大学院設置基準によると、修士課程は「広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力または高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養う」とされ、研究者の養成機関であると同時に高度の専門教育を行う機関であると位置づけられました。 博士課程は「専攻分野について自立して研究活動を行うのに必要な高度の研究能力およびその基礎となる豊かな学識を養う」と位置づけられていますが、1989年「高度に専門的な業務に従事するために、必要な研究能力および基礎となる豊かな学識を養う」という項目が加えられました。博士課程も研究者の養成のほかに、企業などにおいて必要とされる高度な専門的知識を持つ人材の養成が目的になったわけです。背景には科学技術の発達と同時に大学の大衆化により、学部の専門教育だけでは高度な職業人の養成が難しくなったことがあります。 大学院の設置状況と進学状況 大学院には修士課程(博士前期課程)と博士課程(博士後期課程)の二つの課程があります。修士課程は2〜4年間(通常は2年間で修了し、修士号が取得できる)で、博士課程は3〜6年間です。博士課程一貫教育の場合は、博士前期と博士後期を合わせて5年間となっています。博士後期課程へは、修士課程か博士前期課程の修了者が進学できます。社会人入試で修士課程に合格しても、その大学院の博士課程には進学することができないと記載されている場合もあるので注意が必要です。 2000年現在、大学院は全国に国公私立合わせて479大学に設置され、これは全大学650大学の74%にあたります。大学院の在学者数は、修士課程142,830人、博士課程62,481人。1960年の在学者数は修士課程8,305人、博士課程7,429人ですから、約40年の間にそれぞれ17.2倍、8.4倍と大きく伸びていることがわかります。 |
